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【記録】2010/12/27 即興演劇体験会 ~冬休みSpecial~ [記録]

即興演劇体験会 記録
2010/12/27 13:20-16:15
ミューザ川崎 市民交流室

★今回参加にあたってのお願い
(1)がんばらない
自分ですべての事象をコントロールすることはできない。
だから、自分ができる範囲の事で十分

(2)まわりを感じる
まわりのみんながどうなっているか感じていれば
その場で何をすればいいか自然に見つかる

(3)感じたことをまず信じる(考えるのはあとにして)
出てきたお題に対して、素直に反応した方が
まわりも何をしているかわかりやすい。
考えてからだと、まわりの流れから取り残されやすい

●即興を演じるということ
[ボール支え]
*二人一組で指1本でボールを支える
・ボールを支える
・隣の組とボールを交換
・隣の組の人と入れ替え
*三人一組で指1本でビーチボールを支える
・4人目が入ると、一人抜ける

#このエクササイズは、
 即興の演者および観客に起こる事を
 いろいろ体感できる。

[wave]
*前の人の動きに対して、足す/引く

#考えて動くのではなく、
 前の人からもらったものから動く

[1,2,3,4]
*輪になって、両手を上げる動きをする。
 一人、二人、三人、四人と
 徐々に人数を増やす。アイコンタクトだけでやる。
 もし、人数が多い、もしくは少なかったら、一人から始める。

#プレッシャーがかかると、
 まわりが見えなくなっていったり、
 素直に動けなくなることを体感

●イメージを共有していく
[見えない動物園]
*何もない空間を動物園の檻にみたて、
 そこに動物がいると思って、各自その感想を口にする

#もし、自分のイメージと違った時は
 自分のイメージを捨てるのではなく、
 そういうイメージを期待していたのに
 実際は違うという反応にもっていく

[うわさ話]
*架空の名前をお題とし、
 その人のうわさ話をする。

●「言葉」に縛られない
[セリフがちくわ]
*「ちくわ」で日常の1シーン

#セリフを頭で考えるより、
 相手への関わるエネルギーの方が
 実はシーンを作っている事を実感できる

●イメージを身体に落とす
[歩く]
*ただ「歩く」行為に、さらに「イメージ」をお題で与える
*どのように見えたか、観客からフィードバックしてもらう

#自分で思っているイメージと、
 観客のイメージは必ず一致はしないことを実感する。
 また、イメージは頭の中で持っているのではなく
 即座に自分の身体に落とした方が維持しやすい。
 例えば「ぬかるみを歩く」だと
 「ぬかるみを歩いている」とイメージするより、
 「足が重くなっている」の方が、
 観客にも「ぬかるみ」が伝わる。

[水の身体、鉄の身体]
*全身が「水」でできている。「鉄」で出来ている。
 そうイメージした時の、身体の変化を
 他の人からフィードバックしてもらう。
 (身体を傾けるように押してみたりする)

#「水」の方が変化に対応しやすい。
 「鉄」の方が一見強そうに見えるが、
 一度折れると、もう立ち直れなくなる。

●「観客」の想像力を信じる
[観客を演じる]
*お題(例:学芸会)を観ている観客を演じる。
 説明的なセリフは基本的になし。
 (観客は静かに観ているのが普通だから)

#セリフを言わなくても、
 [観客を演じる]プレイヤーを観ている観客は
 いろいろな事を想像し、
 そのキャラクターの心の声を想像する。

[嘘の付き方]
*あるアイテムについて話すが、その際、そのアイテムは「私の恋人」と言い換える。
*(例)携帯電話、髪の毛
*「私の大事な人は朝起こしてくれる」「私の大事な人はお金がかかる」

(参加者の気づき)
・セリフが「ちくわ」のシーンが面白かった。
 言葉を越えて、いろんなものが伝わってきた
・イメージの動きは、観客のフィードバックがうれしい
・初めての事がいっぱいのワークショップだった
・「ちくわ」は、「なんかやらなくてはならない」という
 プレッシャーから解放してくれる
・自分のイメージと、観客のイメージには
 ずれが起こることを、改めて実感した。
・たいそうな事を考えなくても、即興のシーンはできる

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